父の肖像画

父の肖像画

ただ、こちらを観ている

自分自身の魂の一片が

父の顔を通して描けた

私と繋がる瞬間

なによりも深く

例え言葉は通じなくとも

私が描くことで

誰よりも父のことを理解できる

ただ、目の前にいる

その佇まい

その眼光

まさに私自身である

だから父自身でもある